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メトロマニラの攻略がフィリピンのデジタル施策の肝?


フィリピンでインターネットビジネス、ならびにデジタル施策を行う際にまず注目したいのはメトロマニラ。なぜか?


Google Adsのリーチデータ(どのくらいの人数にインターネットでアプローチできるか)を参照すると、メトロマニラがフィリピン全体の40%以上のリーチ人数を占める。ちなみに有名なセブは10%のみ。


ASEAN3兄弟と言われているベトナム、インドネシアと比較してもここまで一極集中している国はフィリピンの特徴である。ベトナムはホーチミンとハノイで市場を二分し、ジャカルタがインドネシア全体のリーチを占めるのは28%のみ。


まずはメトロマニラでデジタル施策を試す、さらにそのメトロマニラの50%以上のシェアを占めるのがケソンシティ。なお給与水準等も加味すると、某ホテル予約サイトでは予約数の約80%がメトロマニラ在住者によるものとなっていた。


フィリピンではエリアを意識したマーケティングがよりポイントとなるのではないか。ちなみにGrabやfoodpandaを筆頭とした昨今の東南アジアのテックカンパニーではハイパーローカルマーケティングという戦略が存在する。(詳細はまた別記事にて)


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